展示会や店頭での掲示物に欠かせないアルミフレーム。
比較的低コストで見栄えの良い展示が可能なこともあり、弊社でも大変人気の商品です。
フレームに入れるポスターのデータをお客様が作成される場合は、気を付けていただきたい点があります。
ポイント1:余白
アルミフレームは、フレームがポスターの内側にかかる構造になっています。
![アルミフレームの断面](https://www.rgsg.jp/rgs_wp/wp-content/uploads/2023/01/blog_photo-frame1-1.jpg)
そのため、ポスターを入れた際にポスターの端が少し隠れてしまいます。
もし、ポスターの端ギリギリに大切な文字や写真などが入っていた場合は、フレームに隠れて読めなくなってしまうことがあるので、周囲に適切な余白をとるようにしてください。
※なお、弊社で取り扱うアルミフレームは、周囲が7mmずつ隠れます。(B3以下は5mmずつ)
ちなみに、フレームで隠れる幅は7mmですが、フレームに密着するように文字が配置してあるのも圧迫感があり読み難いものです。
目安ではありますが、「読んで欲しいテキスト」は、幅の90%程度に納めるとバランスが良いと思います。
※背景に色や画像が入っている場合は、フチまで配置してください。
![配置の目安](https://www.rgsg.jp/rgs_wp/wp-content/uploads/2023/01/blog_photo-frame2.jpg)
ポイント2:距離
いざパネルを作るとなったら、「あれもこれも読んで欲しい!見てほしい!」と思い、ついたくさんの内容を詰め込みたくなりますね。
しかし、せっかく作っても読んでもらえないことには始まりません。
例えば、展示会でパネルを机越しに見る場合は、大きい文字でないと読めません。
逆に、お客様がパネルに近づいて見る場合は、細部まで読むことができるので、細かい文字でも大丈夫です。
![遠くから見る時と近くから見る時の違い。](https://www.rgsg.jp/rgs_wp/wp-content/uploads/2023/01/blog_photo-frame3.jpg)
…とは言っても、どうやってチェックすれば良いか難しいですよね。
そんな時は、下記の方法を試してみてください。
- 制作したデータをPDFとして保存。
- AcrobatReaderで開く。
- プリント画面で、「ポスター」を選択して分割出力する。(「実際のサイズ」を選択)
- プリントを壁に貼り付ける。
- お客様の立ち位置に立ってチェックする。
![](https://www.rgsg.jp/rgs_wp/wp-content/uploads/2023/01/image-2.png)
※原寸のデータでない場合は、適切な倍率で出力してください。
これで下記のことがチェックできます。
- お客様にとって読みやすい文字サイズか。
- 配置が高すぎる・低すぎるなど、読み難い配置はないか。
弊社では、アルミフレーム以外にも展示用品を取り扱っております。
お気軽にご相談ください。